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ビアンコ <グレープ リパブリック> 2019

ワイン名 | 1011989 BIANCO ビアンコ グレープリパブリック 2019 |
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原産国・地域 | 日本 |
色 | 白(オレンジ) |
タイプ | スティル |
品種 | デラウェア68% スチューベン17% 甲州15% |
ソムリエのコメント
<<産地>> 山形県南陽市は、豊かな自然環境に恵まれた地域で、特に果物の生産が盛んな土地です。冷涼な気候と肥沃な土壌が、ブドウ栽培に適した条件を提供しています。南陽市は、山々に囲まれた地形と清らかな水源があり、ブドウの成長に必要な栄養素を豊富に含んでいます。この地域の特性が、フレッシュで味わい深いワインの生産に寄与しています。 <<生産者>> ビアンコは、山形県南陽市を拠点にするワイナリーで、地元のブドウを使用した自然派ワインの製造に情熱を注いでいます。生産者の哲学は、ブドウ本来の味わいを引き出すことにあり、無濾過での醸造や自然酵母の使用を重視しています。彼らは、地域の特性を活かし、手作りのプロセスを大切にしながら、ワインに個性を与えています。ビアンコのワインは、飲む人々に地域の風土を感じさせるような味わいが特徴で、地元の食材とのペアリングを楽しむことができるよう工夫されています。生産者は、持続可能な農業を目指し、環境に配慮した栽培方法を導入しており、地域との共生を大切にしています。 <<使用するブドウ品種>> このワインには、デラウェア68%、スチューベン17%、甲州15%が使用されています。デラウェアは、甘みと酸味のバランスが良く、フレッシュで爽やかな味わいを持つ品種です。スチューベンは、豊かな果実味と優しい苦味が特徴で、甲州は独特の香りと味わいを持つ日本の代表的な品種です。これらのブドウがブレンドされることで、複雑さと深みのある味わいが生まれています。 <<製造法やワインの逸話>> ビアンコのワインは、房ごと圧搾したデラウェアを基に、9日間皮と醸したデラウェア、12時間スキンコンタクトをした甲州、ダイレクトプレスのスチューベンをブレンドしています。この製法により、フレッシュさと奥行きを兼ね備えたワインが生まれました。無濾過で仕上げられたこのワインは、薄い濁りを伴い、個性的な見た目を持っています。生産者は、自然の力を最大限に引き出すことを重視し、手作業で丁寧に仕込むことで、ワインに独自のストーリーを与えています。 <<味や香り>> このワインは、食用品種のぶどう由来の爽やかで広がりのある香りが特徴です。味わいは、砂糖漬けの柑橘のようにジューシーで、優しい苦味を持った果実の風味が広がります。余韻はコンパクトで、軽やかさを感じさせる飲みやすさがあります。無濾過ならではの独特な風味が、飲む人々に新たな体験を提供します。 <<ペアリング>> ビアンコのワインは、軽やかでイージードリンキングな特性から、様々なシーンで楽しむことができます。軽い前菜やサラダ、シーフード料理との相性が良く、特に地元の食材を使った料理とのペアリングが推奨されます。また、軽やかな風味が、アペリティフとしても楽しめるため、パーティーやカジュアルな集まりにもぴったりです。